初めて警備会社に転職するとき、未知の世界だし選び方も分からず不安で一歩が踏み出せない方も多いと思います。
ブラック企業からひとまず転職したい方は、交通誘導をメインでやっている会社がおすすめです。
ブラックな飲食店員から転職するなら交通誘導員がおすすめな理由はこちらで詳しく解説しています♪
飲食店から交通誘導員として警備会社に転職した私の実体験を元に、警備会社の選び方のポイントを解説していきますね!
私は飲食→警備→警備→飲食→警備と、何度も転職を繰り返してきて、3社の警備会社を経験してきました。その中で他の警備員からも、多くの警備会社のリアルを聞いてきた過去があります。
せっかくブラックな企業を脱却しても、次の環境も息苦しかったらがっかりしますよね。
ちなみに当サイトでは、私の経験や情報から、警備員の中でも交通誘導員をおすすめしています。
理由は、若い人にとって仕事の中で動きもあるのでやりがいも感じやすく、少しでも早く帰れる確率が高いからですね。
選び方のポイントを抑えて、この記事で紹介する選び方で失敗しない転職をしましょう♪
いちばん大切なのは、警備会社に転職した後のキャリアを考えておくことです。
あなたが警備会社への転職を考えているなら、きっと私の体験談が力になると思いますよ。
警備会社をメインに扱っている求人サイトもあるので、興味があったら登録しておきましょう!
警備会社の選び方のポイントはここを抑えて転職を!
まずは警備会社に初めて転職する際の選び方として、これらのポイントを確認していきましょう。
- 給与は交通費が別で”全額”支給されるか
- 給与は”日給”か
- 会社の所在地は家から近いか
- 募集概要が”交通誘導”か
- 「長期OK」「短期OK」自分に将来の展望に合っているか
全てのポイントで理想を叶えるのは、特に初めての警備会社だと難しいかも知れません。
ですが、やはりこれらのポイントは必ずチェックしておきたいところですよ。
それでは一つずつ深掘りしていきます!
給与は交通費が別で”全額”支給されるか
交通費に関しては、意外と会社によって細かく違うんです。
交通費が全く出ない会社は論外として、1,000~2,000円までという会社は多いと思います。
入る前は「それだけ出るなら全額出るようなもんじゃない?」と思いがちですが、意外とバスを使うことも合ったり乗り換えが多かったりすると、往復で2,000円越えるケースはよくあることです。
バイト募集のサイトには詳細を書いていないところも多いので、その会社のホームページを見に行くのがおすすめ。それでもわからなければ研修や面接のときに必ず聞くと良いでしょう。
給与は”日給”か
ほとんど日給のハズですが、地域や業務内容によっては時給のところもあるみたいですね。
早く帰れることもあるのが交通誘導員、警備員の旨味なので、ここも必ず確認しておきたいポイント。
とてもラッキーな日で午前中で業務が終わっても、4時間分ほどの給料しか出なかったらしょうもないです。
会社によっては、半日で終わった誘導員に対して、緊急で2現場目のお願いをすることもあります。
そんなときも日給制であれば、2日分や、全額は出なくても1.5日分の給料が出ることもあるんですよ!
具体的な金額は地域によって多少の差はありますが、相場は1万円前後の会社が多いですね。
多少の差とは、1,000~2,000円の範囲内の変動です。これは交通費の支給方法によっても変わるので、ややこしいですが慎重に確認しておきましょうね。
会社の所在地、営業所は家から近いか
現場に直行直帰なので関係ないんじゃないかと思うかも知れませんね。ですがこれにも理由があります。
基本的には、会社の営業所の所在地近辺に現場が多い傾向にあるんです。
営業所の所在地が近いほうが、内勤(事務で誘導員の配置などを行う人)も地理をリアルに把握しているので、通勤のストレスも抑えやすいことが多いですね。
そして、シンプルに面接や研修、従事してからも度々会社に足を運ぶことはあるので、やはり遠すぎない会社の方が良いと言えます。
本社の住所や最寄りの営業所の住所は、募集要項のエリアでは無いので注意。
目当ての会社の公式ホームページから、会社概要などを確認しましょうね。
募集概要が”交通誘導”か
これは私のブログを見て、交通誘導員になりたい人に限ります。
もし交通誘導員になりたいなら、募集文と合わせて会社のホームページもしっかり確認して、メインの仕事が交通誘導員の会社を選びましょう。
施設やイベントメインの仕事を否定するわけではありませんが、初めての警備会社でそれらの仕事はかなり大変だと思います。
若い人だと、早く帰れる等のメリットがないので続かない人が多いです。
そのため、よほど興味がない限り、まずは交通誘導からやってみるのをおすすめしますよ。
交通誘導は1~4号警備の2号に該当します。
「長期OK」「短期OK」自分に将来の展望に合っているか
自分の将来の展望が一番大切ですよね。正直20代の若い人が警備員で何年もやっていくこと自体はおすすめしません。
飲食店を初めとしたブラック企業から、とりあえず脱却したいですよね。
そんな、生活リズムを落ち着かせたい人にキャリアの再構築をしてほしく、そのきっかけ、時間づくりとして交通誘導員をおすすめしています。
そのため、基本的には短期OKのところで、自信で期間を決めて、警備業務に従事すると良いでしょう。
もちろん新しい警備の世界でチャレンジしてみたい!と思うなら長期的にやってみるのもいいですね。
警備会社の基準ですと、短期だと3ヶ月から半年前後、長期だと半年から1年以上の従事を求められるケースが多いですよ。参考にしてくださいね。
まずは警備会社をメインに扱っている求人サイトを参考にするとわかりやすいですよ♪
警備員に特化した転職エージェント【セキュリティーワーク】警備会社の選び方はやりたい業種をまず選ぼう
「警備員」と一言で言っても、実は警備員の働く世界は非常に広くて多彩です。
警備会社が取り扱う警備業務は、大きく分けて「1号警備」から「4号警備」までの4種類があり、それぞれに特徴がありますよ。
この分類を理解して、自分にあった警備会社を探してみましょう。
1号警備:施設警備
1号警備は、建物や施設内での安全管理を担当します。
これには、商業施設、オフィスビル、学校、病院などが含まれ、警備員は施設の入退館管理、監視カメラのモニタリング、巡回、非常時の対応などを行います。
具体的には、訪問者の受付と身分確認、不審者の発見時に警察や消防への通報、施設内の安全ルールの周知と遵守の確認などが仕事内容となります。
2号警備:交通誘導警備
私がおすすめしているのがこの交通誘導。他の業種に比べて、工事の終了時間次第で仕事が終わるのが最大のメリット。
2号警備は、主に工事現場やイベントでの交通誘導を行います。工事現場では、工事による通行人や車両の安全を確保し、交通の混乱を防ぐために、適切な誘導や情報提供を行います。
イベント時には、会場周辺の交通整理や駐車場の管理、来場者の安全な移動サポートを担います。
具体的な業務には、標識や旗を使用した誘導、通行禁止区域の設定、来場者への情報提供などがあります。
3号警備:輸送警備
3号警備は、現金や貴重品などを運搬する際の護衛業務です。銀行間の現金輸送や、貴重品を運ぶ際に、それらが目的地に安全に届けられるよう保護します。
この仕事は高度な注意力と迅速な判断力を要し、非常時には直接的な対応も求められることがあります。
具体的には、輸送ルートの事前チェック、盗難や強盗から貴重品を守るための準備、緊急時の対処プランの立案と実行などが含まれます。
4号警備:身辺警備(ボディガード)
4号警備は、特定の個人やグループの安全を保護する業務です。
これには、企業の重役、有名人、政治家など、身の危険に晒されやすい人物の身辺保護が含まれます。
ボディガードは、クライアントの移動時の護衛はもちろん、公の場における安全確保、非常時の緊急対応を行います。
仕事には、周囲の状況を常に警戒する高い警戒心、クライアントを安全に導くための戦略的思考と行動力が求められます。
以上が、1号警備から4号警備までの主な業務内容です。各業務にはそれぞれ特有の役割と責任があり、警備員には多様なスキルと適性が求められます。
まずは警備会社を選ぶ際は、その会社がどんな業務を扱っているのか、その会社のホームページなどで調べるのが良いでしょう。
警備会社の選び方はメリットを重視しよう!
せっかく勇気を出してブラックな会社を辞めるんです。警備会社に転職するなら、自分にとってのメリットを最重要視して選んでくださいね。
上記で挙げてきたポイントを、自分の都合に合わせてチェックしておきましょう。
メリットを重視して、理想を実現するために必要なのは、それを転職希望の会社に直接確認することですよ。
例えば、募集要項に「××エリアの交通誘導員募集」と書いてあるとします。
初めて電話でやり取りするときに、エリアと業種の区分を鵜呑みにして、すぐに面接の日取りなどを決めない方が良いです。
まず電話で、アルバイトの応募がしたい旨、自分の名前、何の媒体で会社を知って応募したのか、最低限これくらいの内容は伝えましょう。
その後、以下のような形で質問すると良いでしょう。
「御社の募集内容に、××エリアの交通誘導員募集とありましたが、そのエリアの仕事は常にありますか?通勤に◯時間以上かかるようなら厳しいのですが…」
「交通誘導員をやりたいんですけど、それ以外の仕事もあるんですか?」
大体こんな感じで聞いたら、会社の事実を優しく教えてくれるはずですよ♪
警備会社が嘘を書くと言いたいわけでは無いので、そこはご了承ください。
理由は、その××エリアで仕事が増えているのが今だけかも知れません。その後も常時あるけど、そのエリアの仕事はかなり少ないなんてこともあるんです。
業種に関しても同じような理由です。今、その業種のアルバイトが必要だから募集をかけているんですね。
会社側が募集をかけるのも「今」必要だから募集しているんです。
しかし、そんなにずけずけ聞いたら「めんどくさいやつ」って思われないかな?心配するのはわかります。
しかし、入社する前にしっかりと確認を口頭で行い、誤解を解いておくことがお互いにとって大切なことなのです!
私の経験上、何の質問もせず、入社してからすぐに辞めてしまう人も中にはいるんですよ。
そのため、確認が慎重くらいな方が、自分にとっても会社にとってもメリットが大きいですよね。
ポイントを抑えて、しっかりと入社前に確認をすることで、満足できる転職を実現しましょうね。
警備会社の選び方は転職後のキャリアも考えるのがおすすめ
警備会社の選び方でもう一つ重要なのが、警備会社への転職後のキャリアプランです。
警備会社をおすすめする理由の一番として私が思うのは、時間を作りやすいこと。
キャリアプランを考える上で最も大切なのは、その空いた時間を何に当てるか?ということです。
ブラック企業だとこんな時間なかなか取れませんよね。
例えば1年警備会社で働こうと思っているなら、最初の3ヶ月はブラック企業だったときできなかった、やりたかったこと、家族や彼女との時間をとってもよいでしょう。
その後、次の本格的な転職先を探したり、副業の勉強をするのがおすすめ、というか必須です。
警備会社は「ぬるま湯」と表現する人もいるくらい、一回どっぷり浸かると、楽で生活も特別困らないので、抜け出すのが大変なんです。
しかし、中には芸能人やマジシャンの卵もいました。
そういった人たちは目標があるので、しっかり警備会社で働く期間を自分で決めている人が多いです。
本来の目標を一番大切にしながら、警備業務に従事しているんですね。言い方は悪いですが、会社をうまく利用できている、ということ。
自分の道を真剣に創ろうと思うと、会社をうまく使うという考え方は、とても大切ですよ。
大切なのは自分の目標設定です。何をいつまでに成し遂げるのか、ブラック企業からは脱却できても、自分の人生とは一生向き合い続けなくてはいけません。
そんな自分と向き合う時間、本来やるべきことを見つける時間作りに、警備会社の仕事はおすすめできるんですよ!
まとめ
- 選び方のポイントはメリットを最重要視する
- 給与形態は交通費の支給方法によっても変わりややこしいので慎重に
- 営業所の所在地は家から近い方が良い
- 交通誘導員で募集しているところが好ましい
- 長期or短期は自分のキャリアプランに合わせて確認する
- 上記の不安点は入社前に直接電話で確認撮るとベスト
せっかくブラックな環境を脱却するなら、失敗せずに、のんびりした業種で落ち着きたいですよね。
しっかりと事前調査をすることで、転職の成功確率を上げておきましょう!
自分のメリットを最重要視することが、相手の会社のためにもなります。ブラックな飲食店で培ったスキルのある、あなたのコミュニケーション能力なら気持ちよく聞けるはず。
ブラックな飲食店からの転職は交通誘導員がおすすめの理由、おすすめのバイト探しサイトはこちらで解説しています。
警備の仕事に興味が湧いたら、警備会社をメインに扱っている求人サイトへの登録もしておきましょう!